第5回報告
基礎講座 画像処理編
第5回「喜平の会」の報告
日時: 2月18日(月) PM1:30~3:30
場所: 喜平図書館2階 第1集会室
参加者: 25名(講師、サポーターを含む)
講師: 行武錦弥さん
●前回の復習
・ぼやけた写真をはっきりさせる方法として ぼかし/シャープツール を使う方法があるが、
これは画像の一部例えばある境界だけをはっきりさせる時に使う。
ぼやけた写真の修正はまずアンシャープマスクに慣れること(これが一般的)。
・暗い写真を明るくする方法は①色→明るさ・コントラスト②色→レベルの二通り
あるが、レベルの方がベターなのでこちらに慣れること。
・画像(写真)ファイルを右クリックしてプログラムから開くをクリックすると、右側に
Microsoft OfficeピクチャーマネージャーとかWindowsフォトギャラリーなどが出て
来るが、これらのプログラムで写真を開くとGIMPでやるのと同じように色々写真の
修正が出来る(明るさとコントラスト、色、サイズ変更等々)。GIMPでやらなくても
こちらの方が簡便な場合もある。
●今日の勉強(テキストのP30~P35)・・・・テキストに書いてあることは省略
・写真の色を変更する場合、変更したい色に近い色を基準色として選びスライダーで
色の調整をしてOKを押す訳だが、結果は変更したい色以外の色も僅かながら
基準色寄りに変化している。
・描画色の変更
変更画面を出すにはツールボックス下部にある四角の中の小四角(色部)をクリック。
描画色の変更は変更画面の①大きな色のグラヂュエーション画面の中をクリックして
出てくる十字の交差点をドラッグする②H(色相)、S(彩度)、V(明度)、R(赤)、
G(緑)、B(青)のスライダー(数字)を動かしてみて色の変化を経験的に学ぶ。
(リセットボタンを利用して試行錯誤する)
描画色の変更は「ブラシで描画」ツールを使う時などに使う。
・モノクロ写真に関して一般的にグレーと呼ばれる色には2種類がある。
①色の濃淡はあるが白~黒の間に位置する色、色情報は無くチャンネル欄はグレー
の1色、グレースケールでモノクロ写真を作った時の色はこれ、この上に色は塗れない
②色の3原色(R赤、G緑、B青)のそれぞれ255色の色の組み合わせにより色は
出来ているが、3色とも同じ番号(上記描画色の変更画面のRGBスライダーの番号)
の時の色、色情報がありチャンネル欄は赤、緑、青の3色、脱色でモノクロ写真を
作った時の色はこれ、この上に色は塗れる。
・前記②に関し、チャンネル欄で3色の内1色だけ目玉をオンにするとその色だけで
描いた画像が画像編集画面に現れる。2色をオンにすると2色で描いた画像となる。
・画像編集画面の上にあるスケールの最右端をクリックすると開いている画像(写真)
が画面全体に拡大される(見やすくなる)。
・写真でいうノイズとは、実際の風景には無い写真に写り込んでいるぐしゃぐしゃした
(ザラザラした)(斑のような)色の粒。主に暗い所を写した時に出やすい。
・写真にノイズをかける場合、「RGBノイズ」の画面の中で「RGB独立」のチェックマーク
ははずす。
・GIMPをマスターする上で肝心なことは次の2点。①レイヤーを使いこなすこと
②選択を上手にやれるようになること。
報告 高野 ブログ担当 奥村
by kiheinokai
| 2013-02-20 22:05
| 報告